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書籍、入稿しました


『はじめの一歩!サクサクわかるWordPress』、入稿しました。
執筆、統括編集、ページレイアウトを担当させて頂きました。
発売は11/25。予約可能です(出版社:マイナビ)

400ページ近くをレイアウトしました。
「こう書いたほうがわかりやすい」
「このレイアウトのほうがもっと見やすい」

どんどんアイデアが出てきて、作っては壊す!を繰り返してしまいました。

健氣なInDesign君は、何度成仏しても、必死に復元してくれました。
InDesignと友だちで、本当によかったです。

特典をご用意しました

なんとか凝縮してページ内に収めたものの、それでも泣く泣く削らざるを得なかった内容もあります。
その部分を、今回、特典としてご用意しました。

現在、このファイルを制作しているのですが、作り出したらどんどん書きたくなって止まらなくなって……(爆)。30ページ強の小冊子になりそうです。

特典は期間限定ですのでお早めに。

企画のきっかけ

本書の企画の発端は、とあるセミナーでした。
初めて見るWordPressを前に硬直している皆さん、「教えてもらったところ以外は触っていない」と語る皆さんを拝見していたら、WordPressのはじめの一歩!の書籍をどうしても作りたくなりました。

本書を読んでいただければ、硬直する必要もなくなりますし、毎回質問する必要もなくなります。自信を持ってご自身で操作できるようになります。

3つのテーマを作れます!

3つのテーマ(Webデザインのテンプレート)をご用意しています。「基本に忠実」、「色が素敵」、「写真が素敵」。お好きなタイプを制作なさってください。手順を踏んでいくだけで、まるまる1つ、Webサイトが完成します。

はじめの一歩!サクサクわかるWordPress
はじめの一歩!サクサクわかるWordPress サンプル

2016年前半は、打ち合わせのたびに詰問される状態が続いて自信喪失ぎみでした。長年、自分がやってきた技術を軽んじられ、魂を吸い取られている感じがしていました。

本書に関わらせて頂く中で完全復活。仕事で失った自信は、仕事で取り戻すに限ります。
今は、キラキラbizの強い味方もついていますし♪

さらに前へ進みます。

はじめの一歩!サクサクわかるWordPress
はじめの一歩!サクサクわかるWordPress サンプル

それにしても、書籍制作は本当に楽しいです。
やっぱり面白い。何度経験しても心底ワクワクします。
そして、とても奥が深い。まだまだ究め方が足らない、反省する箇所が多々ありました。

本書を通して、一番学んだのは自分自身です。

関わってくださった皆様に、厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


書籍のサンプルページは以下にあります
https://www.facebook.com/Mynavibooks.Creative/photos/?tab=album&album_id=1378830538804392

書籍、完成間近


7月から延々と制作していた書籍がようやく最終段階に入りました。
本来ならばもっと前に完成していたはずですが、スタートが出遅れてずるずる延びてしまいました。

ただ、6月最終日の「夏越の祓」ですべてをリセットさせてからのスタートになったので、実際は最適なタイミングだったのかもしれません。

それぞれの著者がアイデアを持ち寄って、限られたページ数の中にギッシリと盛り込むことができました。
ギッシリし過ぎて、「入らない、どうやって入れる?」のページレイアウトに時間がかかってしまいました。とても有難い状態です。

InDesignも大変です。重いデータを高速で移動させようとスクロールするので、動きについていけなくてプッツン……また落ちた。涙。
InDesignに復元の機能が搭載されているおかげで、本当に助かりました。

あまり高速ではないマシン、しかもメモリも十分に搭載しているわけではないのに、この負荷に本当によく耐えてくれました。

共著のお二方も、当方の稚拙なやり方に本当によく頑張ってくださいました。
出版社の編集さんも、風邪をこじらせて中耳炎にまでなりつつも、すばやく、かつ詳細まで適切な校正を返してくださって、本当にありがたかったです。

多くの方々に支えられて、書籍は完成します。

関わってくださった皆さんに心から感謝します。
ありがとうございました。

書籍制作はみんなの力で

紙の書籍では、関わる全員のアイデアと意見が集約されて、1つの形になっていきます。
複数の人々が目を通し、さまざまなアイデアを重ねるうちに、新たなオリジナルのアイデアへと育っていきます。
独りよがりでは、紙の書籍は完成しません。

一方、電子書籍の場合は、そこまでアイデアを煮詰めるまでに至っていないことが多いようです。
今の電子書籍は、コンバータの普及などによって、「誰でも簡単に出版できる」要素が整ってしまいました。このため、執筆からページ制作まで著者が一人で担当してしまい、第三者の意見やアイデアが入らないまま出版できてしまいます。
結果、独りよがりの書籍になってしまいがちです。

現在の電子書籍において、今一歩の電子書籍が多くなってしまったのは、こういう背景も関係がありそうです。

「誰でも出版できる」からこそ、きちんとプロの意見を通すことが重要です。
すべて、餅は餅屋、です。

「聞く力」も大切

……ただまあ、餅は餅屋であっても。
そのプロの意見を頑なに拒んで聞き入れず、自説を曲げない著者だったりすると、結局は、どんな場合でも独りよがりの書籍になってしまいます。
自分自身、少し耳の痛い話ですが(笑)

何十年もの執筆経験のある著者ならば、自説を曲げない方法も大切かもしれません。
しかし、新人が頑固で自説を曲げない書籍を作ってしまったら、それは、ただの自己満足。少なくとも、以後、プロの作家として活動することは難しいです。
皆様、ありがとうございました。
それにしても。
書籍制作は、本当に楽しいです。そして、とても奥が深い。書籍制作の仕事は、永遠にお付き合いすることになりそうです。

関わってくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

山登り、本格スタート


書籍制作が佳境に入ってきました。
今回は、執筆、統括編集、そして、全ページのページデザインを担当します。

テクニカル書籍のデザインは、細かく入り組んでいます。
このところ、電子書籍や一般的な紙書籍の制作が続いていたので、ひさびさのテクニカル書籍のデザイン構造にヘロヘロになっています。

書籍の設計
書籍の設計

しかし逆に、この難易度の高いデザインを何冊も制作させていただけたおかげで、電子書籍や一般書籍の組版は苦もなく高速で組めるようになったわけです。

「この原稿、あっちのページに移動して」

一般的な書籍では、文字数が変わったりページが移動したりしても「連結」されているので、一緒にずれていくだけで、さほど問題は発生しません。

一方、テクニカル書籍は、本文と画像とキャプション、さらにはコラムやメモなどが複雑に入り組んでいるため連結は難しく、どこかを移動するときでも、全体を見直す必要があるのです。たとえば、本文は前ページで終わっているのに、付随するメモは次ページに取り残されたり……、いろいろ不備が生じます。

しばらく潜ります。浮いてこれなくて、そのまま地に還ったりして。笑

レイアウト & 執筆のお供
吉田兄弟+MONKEY MAJIK『criminal』
ヘビロテになりそうです。